木曜日, 12月 20, 2012

超望遠レンズの世界

超望遠の焦点距離を手に入れました。しばらく使っていて落ち着いたのが、35mm判換算で136mm~1,904mmです。そして、たまに引きが欲しいときに68mmを使います。この焦点距離で撮影していると、日常的な被写体に於ける欲求不満がなくなりましたね。35mm前後の広角撮影は、ある意味誰でも撮影出来ますが、2,000mm弱の撮影では、フォーカス、ズームなど、レンズに触るだけでカメラが揺れてしまいます。そこで、下積み時代に会得したカメラホールディングが活かされるのです。例えば、スタジオカメラは、三脚とパン棒の2点支えなので超望遠撮影は不利です。その点、ENGカメラは、左手でレンズを触り、三脚、パン棒となり3点支えなので超望遠撮影では有利です。

しかし、2,000mmクラスでは、これでもしんどいです。そこで、究極のカメラホールディングとは、上の3点支えプラス右肩をカメラボディに触れます。そして、右太ももに右腕を触れたままでパン棒を持てる様可能な限り下げてホールドしますと5点支えになり、完璧にカメラブレを抑えた撮影が出来るのです。なので、コンパクト高画質だけでは、究極の撮影が出来ません。 これがプロと本物のプロの違いなのです。