木曜日, 12月 05, 2013

情熱の3台カメラ撮影

 マニュアルズームの出来る本物のカメラマンが、長年ワンマンオペレーションにチャレンジし20年以上が経ちました。そんな中、当方所有の動画デジカメは、民生機ビデオカメラよりもレンズ構成がよくシャープに映ります。そして、同じカメラを2台用意し業務用ハイビジョンカメラとで3台のカメラとして撮影し見事にコストパフォーマンスなワンマンオペレーションを成功させました。もちろん、ビデオ編集も順調に終え納品が楽しみです。芸術にこれで良いはない。常に研究・改革し市場の流れに順応していく所存です。

【動画サイトでお勉強】
4羽の白鳥の動画を観ました。カメラは2カメであり、引きカメは舞台幅より広い構図でした。寄りカメは、ルーズグループサイズでフォローしており、特に問題ないですが、演技中、突然、どん引きサイズになり、2~3秒経ってルーズグループサイズにもどりました。いったい何が起こったのでしょう?
また、決めのポーズなのに引きカメに変わり、遅れて寄りカメになりました。

当方は、バレエ映像を研究し、こだわりの撮影をしておりますが、同じビデオ業者でも全然違うものですね。もっともっと勉強して先生方により一層喜んでいただけるよう頑張る所存です。

月曜日, 4月 01, 2013

究極のマルチカム撮影

 当方の撮影技術とこだわりを維持し、お客様のニーズに合った複数カメラによる撮影。それは、リアルタイム色温度変換できる業務用ハイビジョンカメラと、長時間撮影可能な同じ型番の動画デジカメ2台とで、計3台のカメラで撮影しています。ただの複数カメラではなくリアルタイム色温度変換を可能にするワンカメショー+の撮影なので、複数カメラの論理的弱点を少なくし色温度をなるべく適正にしている当方独自の撮影方法が守られているのです。そして、投資も少なく人件費も私だけなので、ハイクオリティーでありながらコストパフォーマンスなのです。また、当方のいう3台カメラ撮影とは、演技を確実に撮るということと、編集時の絵作りとしてこだわることであり、ワンカメショーによるメリットは保たれたままなのです。

【大成功のリアルタイム色温度変換】
バレエの第1部小品集では、演目ごとに照明の色温度(色合い)が変わることが多いです。ちなみに、バレエ劇では、演技中に色温度が変わることもあります。これを何も対策しなければ、真っ青になったり真っ赤になったりします。

そこで、当方はゲネプロ時に各演目の色温度を調べており、プログラムにメモしておきます。そして、本番ではプログラムに豆球を照らし、演目間の暗転中にリアルタイム色温度変換しています。

今回で言えば、3900K⇒4500K⇒3900K⇒5500K⇒3900K⇒4200Kと、
カメラの色温度調整ダイヤルを回し、色温度をリアルタイム変換いたしました。

このことにより見事に、客席のお客様が見て感じた本当の色合いに正しく調整することが出来たのでした。

このことで、客席で鑑賞していたお客様は何も言いません。それは、DVDが肉眼で観たとおりの色合いで映っているからです。逆に、青白くなかったのに青白く映っているシーンを、何も問題にしないことの方がおかしいですね。